書く意欲を失ったということについていま私が書けること
さえこです。
もう長いことなのだけど、「書く」ことへの意欲をほぼ失った。
何かを書きたい、という思いだけがそこにあって、でも、書き始めるとどうしても手が止まってしまう。
何かを書きたいと思う。
なによりも自分自身のために、私は何かを書かなければいけないと思う。
じゃ、それって何なのだろう?
私にとって、書きたい題材は、昔からずっとずっと変わらず、自分自身のプライベートなこと。
そして、書きたい場所は、またこれも昔から変わらず、パブリックな場所。
読む人の目を気にして表現を曖昧にしたり、きわどい部分をカットしたり、というのが私にはできない。
どこまでも自分のことを全部さらけ出してしまいたい。
生活のこと、家族のこと、性のこと。なんでも出し切らないと、私にとっては書く意味がない。
だからこの日記では、ふつー書かないでしょうよというような事まで何でもかんでも書きさらしてきた。
でももう今の私はネット上のanonymousにはなれない。
隠すべきことは隠しておかなければ、主に家族を中心として色々と問題が起きてしまう。
旦那さんの仕事にも迷惑がかかるかも知れない。
そんな世間体やらなんやらを配慮して書ける範囲のことだけ書いたって、私は何も楽しくない。
そしてまた私は、自分のためだけには書けない。
とてもプライベートなことを書くけれど、それを書く目的は、あくまでも誰かに読んでもらうためなのだ。
なので詰む。
ちなみに私はもう12年もTwitterを続けている。
最初は公開でやっていたけど、確か妊娠したくらいから鍵を掛けるようにして、ごく限られた人とだけ繋がっている。
そしてどうしても言いたくなったことはTwitterで言う。
たったの20数人にしか届かないのは本当は悲しくはあるけれど、「この人にならだいたいのことは知られてもいい」と思えるような人は、せいぜいそのくらいしかいない。
たくさんの人に読んでもらうことと、書きたいように自由に書くことを天秤にかけたら、後者を取らざるを得ない。
それでもまだまだ、もっと深く書けたらいいんだけどなぁ、と思うこともある。
だけど、仕方ないんだろうなぁ。