ビデオ評論

最近色々ビデオ観たのでその感想でも。


思い出した順で。ちなみに私はビデオは大体1人で見ます。


まず超最近「アバウト・ア・ボーイ」。ヒュー・グラント主演。
これは前から見たいと思いつつ手を出せなかった作品(謎)。だけど最近決心した。
思ってたより現代的でドライな作風でした。もっとヒューマンドラマだと思ってたので。でもその淡々とした感じがすごくよかった。単調といえば単調だけど。私は個人的にこうゆうの好きです。主人公の心境の変化が、わざとらしくなくてよかったと思う。ああゆう家に住みたいね。


シティ・オブ・エンジェル」。ニコラス・ケイジメグ・ライアン主演。
これは有名やね。ニコラス・ケイジが黒いマント?を来た天使のやつ。
ニコラス・ケイジは私の好きな俳優の1人。最初は「こいつの顔ありえねー」とか思ったけど(笑
内容はねー、あれはちょっとまずかったな。安直。そんなオチはないんじゃないかと。。陳腐すぎですね。まあ何か深いものがあるのかもしれませんが。恋愛に絡めない方がよかったかもね。


アイ・アム・サム」。ショーン・ペン主演。
まずルーシー(子役)が可愛すぎ。特にラストのサッカーのシーン。髪の毛を2つにくくって・・・激ラブリー・・・
内容はかなり良かった。障害者の問題だけじゃなくて、親子のありかた、親である資格とは何なのか、現代に生きる女性の苦しみ・・・登場人物、みんなが正しい。一様に解決できる問題じゃないんだという大きな疑問提起ですよね。もちろんこれは映画だからうまく解決したけど・・・
あとビートルズファンとしてもかなり楽しめた。


リリイ・シュシュのすべて」。あれ、タイトル合ってる?邦画です。
これスゲェ。「現代の若者」なんて陳腐なテーマだとたかをくくってた。いやまあ「現代の若者」を描いてるのに間違いはないわけだけど、どうせ大人が作ってるわけだしーとか思ってたらこれがもう、あまりに痛々しいリアルさを伴ってて、見ながら何度も苦しんだ。登場人物それぞれの苦しみが生々しく伝わってくる。
カズ(アヤちゃんの彼氏)が、彼のHPか何かで書いてたんだけど、『これは見る人が14歳に近ければ近いほどリアルに感じる』。まさにその通りだと思う。まだ19歳のうちに見れたのは良かったけど、もっと早くに、出来れば高校生の頃に見るべきだった・・・後悔。