ありがとう、頑張って

愛されることに感謝しているさえこです。


今日は学校行った(語弊がある。ちゃんと毎日行ってるよ)。
4・5限休講だったので3限で帰宅した。
ユキエ姉ちゃんが家に来た。
ヒロミ姉ちゃんと一緒に買ってくれたという誕生日プレゼントと、おばあちゃんから送られてきたみかんのおすそわけを持って来てくれた。
誕生日プレゼントはピンクの可愛らしいカバンでした☆
私がいっつもリュック背負ってるから「もっと可愛いカバン持ちなさい」という姉心です(笑
ユキエちゃんには前に撮ってあげたライブのビデオをDVDに焼いたやつをあげた。
ユキエちゃんはバンドでボーカルをやってるのだ。


誕生日カードは中を読んで少し泣きそうになった。何てことは書いてないんだけど・・・どうも私は家族のことになると感傷的になってしまう。本当に本当に家族が大好きだ。


その後ヨウちゃんからメールが来た。
簡単に説明がいるね。
ヨウちゃんは私の大学の友達。私を介してユキエ姉ちゃんと知り合って2人は付き合い始めた。だけど最近別れた。
けど今でも2人は仲がいいみたいだ。
でメールはこんな感じ。
「ユキエには会えた?」
「うん、会えたよ」
「そっか良かった。もし迷惑かけてたらごめんね。代わりに(笑)謝っとくわ」
「いや、実の姉に迷惑も何も。世界一愛してる人の一人ですから。ありがとうね」
「家族だからか、愛してるからか、分からないけど、そんな気持ち欲しい時もあるよ」
ん?
「『そんな気持ち欲しい時もある』ってどういう意味?
ヨウちゃんがユキエちゃんと付き合うって知った時は嬉しかったんだよな。もちろん複雑な気持ちもあったけど・・・
こんなこというのは不適切かも知れないけど、別れちゃったことはすごく悲しいし寂しいです。ヨウちゃんの方が私よりもユキエちゃんのこと分かってるんやろうなぁ・・・
何か支離滅裂だ・・・」


ヨウちゃんから意外なメールが返ってきた。
「ユキエとの出会いは、今から思えば運命だったとしか言いようがない。オレはどんどんユキエを好きになっていったし、ユキエも同じだと思う。けど、オレがユキエに理解を深めるほどにユキエの中の恋愛感情が不明確になっていって別れた。
今分かってるんは、オレはユキエの傍にい続けるってこと。もしかしたら一生かもね(笑)」


あんまりヨウちゃんから打ち明け話的なことされたことないしそういうキャラでもないから驚いた。そして意外なユキエちゃんへの思いにも驚いた。
それほど私のお姉ちゃんのことを思ってくれることがすごく嬉しくて、そしてそれだけに悲しくなった。
「君がユキエちゃんと出会ってよかったと私は思ってる、けどヨウちゃんにとってユキエちゃんがそれほどの存在だとは思ってなかった。ユキエちゃんは不安定な人だから、もしかしたらそれに君が悪い風に巻き込まれてしまってるんじゃないかって心配もしてた。だけど安心していいのかな。
ごめんね、じゃないな、ありがとう。傍にいてあげて下さい」


大好きなおねえちゃんと大好きなヨウちゃんと、2人が仲良しでいてくれたらいいなと思う。何よりも2人に幸せでいてほしい。


私は何不自由ないあったかい家庭で育って、お父さんにもお母さんにもどうしようもないくらいたくさん愛情をもらって、最高に優しくて妹思いのお姉ちゃんを2人も持って、まぁ家族は壊れちゃったけど、愛情が壊れてしまったわけではない。
彼氏さんからもこれ以上ないくらいの愛情をもらってるし、満足な環境で大学にも行かせてもらってるし、亜美ちゃん復帰だし、一点の曇りもなく文句なしに幸せだ。
生まれついての苦労知らずのハッピーガール。世間様に申し訳ないくらいに。
だからこそ私にしかできないことがあると思うんだ。
家族をつなぐこと、すべてのものに愛情を注ぐこと、ってうーん言ってることは立派だけど何もできてねぇよ。
だけど、こんなことお姉ちゃんに言うと、
「シャニはそんなこと考えんでええんよ。シャニが幸せいっぱいでいてくれることが何よりみんなが望んでることなんやから」
って言われるんだろうな。
本当に本当に私は家族が大好きで、大事なんです。