はてな夢日記

夜。高層ビルのようなものの、一番てっぺんの尖塔に登っている。最上階の窓からよじ登れるようになっているのだ。
高所恐怖の私だけど、視界にはほとんど塔の先端しか見えてなくて、それほど恐怖を感じていない。
しばらく先端の材質なんかを調べてから降りる。
窓から部屋の中に入ると、向かいの部屋のドアが開いたことに気付く。向かいの部屋はお姉ちゃんが寝ている部屋だ。ここにいることがバレたらまずいと思って、慌てて部屋の電気を消して物陰に身を潜める。どうやらお姉ちゃんは気付かずに階下へ降りていったようだ。
しばらくじっとしていると、また人がやって来る。お姉ちゃんが戻ってきたのかと思っていたら、その人は私のいる部屋に入ってきて、私が隠れていることなんて当然知ってたよという風に私を見つけた。
おばあちゃんだった。
「おじいちゃんどの部屋で寝てるか分かる?」
私は「ここで何をしてたの」とか「なぜ隠れてたの」とか聞かれないことに疑問を感じながらも「多分、一番奥の部屋だと思う」と答える。
窓からの月明かりでお互いの姿がうっすらと見えている。
私はおばあちゃんの方(部屋のドアの方)へ歩いて行って、しばらくおばあちゃんと話をする。右手にドアが半開きの部屋があって、中でお母さんが寝ているのが見える。
おじいちゃんとおばあちゃんは私たちと一緒に暮らしてないんだけど、おじいちゃんが病気なので、うちに来ているようだ。
「多分あの部屋で寝てると思うんやけど、あの部屋、ベッドの配置が変で、暗いと歩きにくいんよ」
とおばあちゃんが言う。
真夜中なので、最初は小声で話していたのに、だんだんとおばあちゃんが大声になる。お母さんが起きやしないかと私は心配している。