何となく最近買った本報告

定本 物語消費論 (角川文庫)

定本 物語消費論 (角川文庫)

ニホンガカー(日本学専攻者)としてはまぁ・・・外せないかなと。
卒論ともかぶる話だしね。
ボードリヤールの現代消費論をベースに、「現代人はモノを買ってるんじゃない、モノの背後にある”物語”を買ってるんだ!」ていう、まぁ簡単に言えばそういう主張の本です。
15年も前に書かれた本だけど、その消費形態は今もしっかりと継続中だと思います。
エヴァンゲリオンなんて、その最たる例なわけで。
アジアンタムブルー (角川文庫)

アジアンタムブルー (角川文庫)

買っちゃいました。
セカチュー的イメージを勝手に抱いてたのですが、身の回りでこの本を大絶賛してる人が2人いたので、しかもその2人がぜんぜん関係ないしタイプも違う人だったので、思い切って小説を、久しぶりに現代作家の村上春樹以外の小説を。買っちゃいました。
でもまだ読みません。
東京奇譚集買って、そっち読んでから(笑)。
東京奇譚集

東京奇譚集

村上春樹の小説を買うというのは、一種のイベントだ。同意します。
ふと入った書店で買ってもいけない気がするし、ネット購入はもっとダメだし、発売されてすぐに買うのも違う気がする。
いや、そうする場合もあるんだけど、やっぱり春樹はイベントなので、自分の中の気持ちとよく話し合って、タイミングを見計らって、「よし、今買おう」っていう気になった時に、ひょいと買いに行くのが適切だと思う。