海へ空へ

こうなったら意地でも石川レポートを全部済ませてやろうと意気込むさえこです。


輪島4日目は海へ行きました。
ノブさんの高校の同窓会で、浜辺バーベキューです。(3日連続バーベキュー・・・)
30人ほど集まってたんですが、ここにももちろん私の知ってる人は一人もいないので、ノブさんが旧友と座って話し始めると、どこで何をしてたらいいのか困りました。
が、女の子たちが気を使って色々と話しかけてくれたりしたので、まぁそのうちにはその場にこっそり馴染むことができました。
みんなが一通り肉を食べ終わって、海の方ではしゃぎだしたりしたところで、私はすかさず網の前を陣取ってここぞとばかりに食べまくりました。おいしかった。


そのうちに男の子たちがターゲットの一人を海に投げ込むという遊び?を始めて、ノブさんは「やべー、見つからないようにしとこ」と目立たないようにしてたんですが、3人4人と投げ込まれていくうちに結局標的にされてしまいました。んで服を全部脱がされてパンイチでダイブしました。
その後悪ノリしたノブさんが次のターゲットを私にしようとして捕まえにきました。マジ恐怖でした。幸い他の男の子たちが「いやそれは無理」ってことで逃れました。


最後はまだ4時半くらいだというのに花火。
一つとしてまともに打ち上げられた花火はなく、すべて誰かの方に向けて発射されてました。


家に帰って、夕食をいただいて、テレビを見て、ノブさんのアルコールが抜けるのを待ってからドライブに行きました。
途中ノブパパのタバコを買いにコンビニに寄った時、コンビニ前に座り込んでる女の子のグループを目にしたノブさんが「あ、やべっ」と言ってその子たちから隠れるように駐車。
「え?何?誰?」
「いや別に。ちょっと」
んもー。そういうオチですかい。
「いいやん別に気にしなくて。早くコンビニ行こうよ」
「いや、やめとこう。てか別のコンビニ行こう」
このど田舎で別のコンビニって何十キロ先だよ!(笑)
んでノブさんは私の制止を振り切ってコンビニを出ようと車を発進。それをさえぎって私は無理に車を出ようとする。既に動き出してるのにドアを開けて半分体を乗り出してる私。にも関わらず止まろうとしないノブさん。わーわー揉めながら結局車はコンビニを離れました。
少し走ったところで車を停めてお話し合い。
「で、さっきの子は誰なん?」
「・・・・」
「いや別にさぁ、怒るとかじゃないんやから。単に気になるだけ」
「俺はさえこの過去の話とか聞きたくねぇもん」
「ノブさんはそうかもしんないけど、でも私は知りたいなぁ。教えてよとにかく。教えてくれなかったら怒る!」
というわけで聞き出したのですが、まぁ昔付き合ってたかなんだか、予想通りだけどそういう子でした。
「ふむ。なるほど。じゃぁまあとりあえずコンビニ行こうよ」
「いやだ」
「いやだ」
「いやだ」
「じゃぁコンビニの隣のパチ屋で買うわ」
そこまでして避けたいのか・・・でとりあえずパチ屋へ。そこでまた揉めて、結局そこから歩いて私が一人でコンビニまで買いに行くことになった。
車を降りる時にノブさんが
「(女の子たちに)からんだりすんなよ」
「誰がするかよ。こっちだってあの子らにからみたくなんかねぇよ」
とやくざに言い返しててくてく歩いて買いに行った。
そしたらもうその子たちはいなかったんだけどね(笑)。


というハプニングを乗り越えて、柳田植物公園というところに行きました。もう夜なので植物公園自体は入れないけど、そのあたりはすごく星が綺麗なのだそうだ。
公園の駐車場に車を停めて、外に出ると、本当に星が綺麗だった。すごかった。夜空が星だらけ。感動!!!!
地面に座って一緒に星を眺めました。多分あれがカシオペアで、あれが夏の大三角形かな・・・と少ない天文知識を駆使。
流れ星もいくつか見ることができました。綺麗な夜空には流れ星がバッティングセンターのボールのように飛んでるのです。たとえが悪い。
もう少し綺麗なたとえを。
キラキラ光る砂をさっと空に撒いたみたいに、空いちめんが星で輝いていました。