正しいこと

今日またもめることになってしまった。
私がまたノブさんの過去の写真とかを大量保存してあるのを見つけちゃったんだけど・・・
過去に何があろうと私の関与できることではないし、それは私だって同じなので、写真とかの内容自体にもそれなりに(かなり)へこむけど、まぁそれは仕方ない。
ただやっぱり、それを今でも保存してるのはいかがなものかと思ったわけです。


仕事中のノブさんにメールを送ってしばらくやり取りをして、私が
「過去を捨てる勇気はないんですか」と聞くと
「俺は自信がないのかもね。だから保険をかけてるのかもしれない」と返事がきた。
「俺は自信持ってさえこのことだけ見てるって言えるよ。でも正直さえこがずっと俺のことだけを見続けてくれる自信がない」
「今までは、俺が努力しなくても相手は俺を好きでいてくれて、俺は安心しきってた。それが俺にとっては楽でもあったから、今みたいな不安な生活に対しての免疫がないんだと思う」
そっか・・・


ここには書いていないけど、20日ほど前にかなり大変な出来事があった。私がとある人とメールをやり取りしてたのがばれたのだ。もちろんその相手は男の人で、しかもメールの内容も恋愛とか人生とか性とかに関するものだったから、ノブさんはものすごく怒った。怒ったというか・・・悲しんだ。更にメールには私の過去に関する事にも色々触れていて、それはノブさんには何があっても隠さなきゃいけないと思ってたことだったから、相当きつかった。
私はその時ノブさんが絶対別れようって言うと思ったけど言わなかった。むしろ私が別れようと言った。だけど何とか持ちこたえた。


私が過去にしてきたことと、付き合い始めてからも隠れてそういうメールをやり取りしたことは、ノブさんにとって相当ショックだったはずで、私とずっと付き合っていける自信を持てないっていうのはよく分かる。私だって逆にそういう事をされたら不安になると思う。


んで仕事が終わって帰ってきてから話をした。
ノブさんは「俺が写真とかを残してたのはうかつだったし悪いと思ってる。けど、俺のしたことは正しいのかも知れない。もし俺からさえこがなくなったら、俺には何も残らないし、そういう時の『保険』として写真があるのかも知れない」というようなことを言った。
「じゃあもし私と別れたら、その子たちと連絡取るの?連絡先分かるの?」
「いや、取らないと思うけど。でも向こうは俺の連絡先知ってるかもしんねぇよ」


不安に思う気持ちはよく分かるんだけど、
それと、写真のこととは別問題なんじゃないかってすごく思う。
だって、逆の立場だったら、ノブさんは絶対許さないと思うから。もし私が「だって、ノブさんが離れていきそうで不安だし、万一独りになっちゃった時のために残しておいた」なんて言っても通じないと思う。
そういうところが、ずるいと思う。潔くない。


言い訳とか理由とかはいらない。私のことが好きなんだったら、私の嫌がるような事をしないでよ。


ノブさんが逆の立場だったらきっと同じことを私に言うと思うんだけどな。