仲直りしないと

重々しい空気を抱えたまま夜が明けてみたものの、事態は何にも好転しないままなんとお昼の3時くらいまで無言の時間が過ぎました。
これほどまでに重い空気は史上初です。。
ノブさんは相変わらず床に寝たりしたままで、私はパソコンをいじったりして・・・
で、私が
「せっかくの休日やのにな・・・」と呟くと、
「そのせっかくの休日をこんなのにしてるのはお前だろ?」と言われた。
そこからぽちぽちと言葉を交わしたのですが、私が勢い余って
「こんなところ、来なきゃ良かった」と言ってしまった。
何があっても言っちゃいけないことなのに・・・


確かに、一人で一日中い続ける毎日は死ぬほど退屈で暇で、せっかく一緒にいられるこういう日になって喧嘩して嫌な思いするなんてもうもったいなさ過ぎるけど、それと、そもそも東京に付いてきたこととは無関係なのに。
ノブさんは
「そんなこと言うなら付いて来なきゃ良かっただろ?今更そんなこと言ったって仕方ねぇじゃん!俺だってできればかまってあげたいけど無理なんだよ。それは分かってたことだろ?」
と言った。本当にその通りだ。
「お前は、甘いよ。そんな自分勝手なワガママ言ったって、聞いてくれる男なんていねぇよ。お前一生学生やってりゃいいんだよ。適当に付き合って、飽きたら別れて、ってそうやって付き合っていけばいいんだよ」
すんごいむかついたけど言い返せなかった。
ノブさんが学生だったらなぁなんて言ったって仕方ない。そんなん最初っから分かってたのに。


夜は、お母さん&マツモトさんと一緒に4人で夕飯を食べに行く約束をしてたので、そんな感じで少し気まずいまま家を出た。
けど、昨晩からの冷戦状態がとりあえず終わったおかげで、電車に乗ったりしてる間にようやく自然に戻れた。