はてな夢日記

私はどうやら大学院に入ったらしい。研究室旅行に行くことになる。
新入生は私とヒロミお姉ちゃんの二人。
宿泊先に行くまでの車中から、新人イビリが始まる。冷徹な一人の男の先輩と、その他すごく人間味のない先輩たち。
話しかけてくれるけど、明らかな悪意を感じる。私たちは招かれざる客のようだ。
宿泊先の貸し別荘に着いて、居間でおのおの荷物を解いたりし始める。男の先輩がキッチンで何かを作っている。
一人の女の先輩がお姉ちゃんに「あなた、そんな格好しない方がいいんじゃない」と言う。露出が高すぎるという意味らしい。
「お姉ちゃんはいつもこういう感じなんです」と私はお姉ちゃんを弁護する。
お姉ちゃんは疲れてうたた寝を始める。そのことについてまた彼女が批判をしたそうだったので、私は「お姉ちゃんは疲れやすいんです」と弁護する。
何だか泣けてきて、私も涙を隠すために寝たふりをする。お姉ちゃんも涙を流しているのが分かった。
周囲があまりにも冷たくて、居心地が悪くて、早く帰りたかった。
男の先輩が「おい、お前もこれ食べろ」と私を呼ぶ。キッチンに行くとミキサーと食材が転がっている。これで何かしろということらしいがどう調理するか分からない。
でも調理方法をたずねたりしたらキレられそうで恐いし、かと言って食べないわけにもいかない。
その先輩はその謎の液体を飲みながら「今日は飲みに行こうぜ」と他の同輩たちに話しかけている。
キッチンはミルクがこぼれ食材が散らかってひどく汚い。とりあえず私はミキサーに食材を入れてみる。
「おい、誰か買出しに行けよ」と先輩が言いながら私の様子を横から見に来て、突然右手をはたかれた。私はびくっとしながらミキサーを回す。
今度はお姉ちゃんに矛先を向けた。
「あいついきなり寝てるよ。何様のつもりだろうね。起きたらどうなるか分かってんだろうな」
先輩がもう一度私の手を払おうとした瞬間、私はとっさにその手を払いのける。ヤバイ。先輩は冷たい目で私を睨みつけると、私の両手を両手でキッチンに押さえ付けて、私のお腹を膝で蹴ろうとした。
その様子を見た他の先輩たちが、「おい、お前やりすぎだって」と止めに入る。
「女の子に暴力を振るうやつは、最低です」と私は言う。先輩は激昂して私に掴みかかる。私が抵抗して、周りの人が止めに入っていると、みんなが居間に集まってきてパニックになる。先輩は狂ったように暴れる。殺意を感じる。
すると、一人の男の先輩が大きなハサミを持って先輩に向かってくる。ハサミを持った先輩も正気を失っている。
私に掴みかかっている先輩を後ろから押さえている女の先輩が「ダメだよ!」と制止するけど、彼はハサミを両手で持って、大きく広げたまま飛びかかると、先輩の喉元をざっくりと切りつける。
ハサミの刃が先輩の喉にずるっと入ったところまで見て、私は絶叫する。周りの人たちもすっかりパニックになる。
切りつけられた先輩は喉から大量の血を流して叫びながら私の腕を掴み続けている。私は必死に振りほどこうともがきながら居間を逃げ出そうとする。
先輩に腕を掴まれたまま這っているところで、目の前にテレビの画面が現れて、エヴァンゲリオンみたいな煽り文字のテロップが高速で流れてその後の事件の顛末が語られる。
 
そこで目が覚めた。
よく分からないけど、とりあえず恐かった。