はてな夢日記

和歌山の実家の前に昔あった空き地(今は住宅地)に立って空を眺めている。
すぐ近く、真上を飛行機が飛んでいる。
すごくでっかい。
おそらく着陸直前なのだろう。
 
私は写真を撮ろうとカメラを構えている。電信柱や何やらが邪魔をして、なかなかうまく飛行機をフレーム内におさめられず、うろうろしている。
空は快晴。雲もある。暖かく、とても天気がいい。
 
ようやくいい撮影ポイントを見つけてシャッターを切る。
、とそこで、飛行機が大きく旋回を始める。
アメリカンクラッカーみたいに、ぐぅんと低空へ沈み込んだかと思うと、大きく上空へゆり戻ってくる。
そんな事を何度か繰り返している。なんだか様子がおかしい。
周りでは家族も一緒に眺めている。
父が「もしかして墜落するんじゃないか?」と言う。
 
しばらく蛇行を続けた飛行機は大きく左にそれて、どんどん下降していった。
建物の陰になって見えなくなったが、明らかに低すぎる。
その次の瞬間、ものすごい墜落音と振動が伝わってきた。

あっちの方角ってことは、海に落ちたんだろうか?
いや、もしかしたら陸地かも?
大きな土ぼこりが舞いあがるのが、建物越しにでも見えた。
私は恐ろしさのあまりその場に座り込んで、目の前であっという間に大勢の人が死んだという事実におびえた。
墜落現場まで向かうつもりであろう車が走り去っていった。
 
衝撃が次第に私たちのいるところまで伝わってくるのが分かった。空き地に出ていた私たちは家の中に避難した。
 
 
近所の家のネコが衝撃で死んだらしく、薪を燃やして荼毘に付している光景を見ていた。
私は、この世はどうなってしまうんだろうと思っていた。