はてな夢日記〜珍しく落下するやつ〜

電車の車両を垂直に立てたような、巨大で長いエレベーターに乗っていた。
何両編成か分からないけれど、私が乗っていたのは多分下から3〜4両目。
一緒に乗っていたのは中学か何かの同学年の子達のようだ。

エレベーターはハンパないスピードで急降下していた。
相当に高いところから一気に落ちている。
気圧やら何やらの関係で速く感じるだけかも…と最初は思っていたけれど、いつまで経っても速度が緩まる気配がない。
その内皆がざわざわし始める。
あまりのスピードで耳や身体が絞り込まれるように痛い。
こんなスピードで地面と衝突したら間違いなく死ぬ。

ヤバイ、もうすぐ地面だ、ぶつかる、というところで、
上の方から教師が
「みんな、窓を突きやぶれ!」
と叫ぶ。
そして衝突の瞬間、私達は一斉に座席を蹴って窓から飛び出した。

途端にものすごいスローモーションで時間が進み始める。
幅跳び選手みたいに両手両足を大きく振り回して、空中を歩くように飛んだ。

そのままスローモーションで地面に降り立つ。
他の皆も同じように飛び出したようで、奇跡的に誰も死者は出なかった。