卒論口頭試問(に遅刻)

最近夜更かしが続いている。
今日も朝10時起きで、しかもその後本を読みながらまた寝てしまった。
 
次起きたのは1時頃、お母さんから自宅に電話。
「日記も更新されてないし、音沙汰がないから風邪でも引いちゃったのかと思って心配してたよ」
あーすみません、メールも返さず・・・
何やかんやと近況を話している時、携帯にメールが。去年の秋に、映画撮影をしに石垣島旅行に行ったT君からである。
「今からYちゃんと一緒に家迎えに行っていい?」
 
しまった!
今日はみんなで集まる約束してたんだった!
慌ててお母さんとの電話を切り、「ごめん寝坊した」とメールを返す。
やっちまったよ。シャワー浴びなきゃ。
 
とそこへ今度は携帯に電話。見ると、知らない番号である。
急いでるし面倒くせぇなぁと思ったけどとりあえず出てみた。
「もしもしYさんの携帯ですか?」
ん、勧誘?
「えーと、どちら様ですか?」
相手が分からない場合には、「そうです」とは答えずまずこう聞く事にしている。
すると相手は
「ああ、日本学の助手のマナベです」
おぉ、マナベさん。私の専修・日本学の助手さんである。
「あ、どうもこんにちは」
「あの、Yさん、今日口頭試問の日やけど、もう順番回ってくるけどどうしたん?」
「・・・・・・・え?」
 
口頭試問。
それは、卒論を提出した者が、担当教官達から、卒論の内容について質問されたり批評されたりするという恐ろしいイベントである。
あれ、確か口頭試問は明日だったはずなのに・・・
 
「えっと明日じゃなかったでしたっけ(テンパって文章おかしい)」
「いやいや、今日やで、もうT君終わるから、次Yさんの番やで?」
「まっマジですか!」
「とりあえず早くおいで!!」
「はい!」
 
 
ダブルブッキングした上にどっちも忘れてたなんて!
私はアホですか!
しかも口頭試問っていう卒論関係の行事に遅刻なんて、単位と信頼に関わる一大事ですよ!
 
半泣きになりつつ用意。T君とYちゃんには事情を説明して待っててもらう事にして、20分で家を出ました・・・焦ってたのでスーツで。
 
試問会場に到着。
試問の順番はT君→私→P→マイぽん→・・・、となっていたのですが、私を飛ばしてPは終了、すでにマイぽんに順番が回っていました・・・
会場に入ろうとするとちょうどT君が出てきて、「川村先生はニヤニヤしてたけど、杉原先生には怒られるかもよ?まぁ覚悟して臨んでください」と恐ろしい言葉を投げかけられました。
 
そしていよいよ試問。初めにとりあえず謝りました。
杉原先生は意外にも穏やかなご様子で、さほどお怒りの言葉は受けませんでした。
川村先生(担当教官)が「何で遅れたの?」と聞くので正直に
「明日やと思ってました」
と答えると場内失笑&苦笑・・・そりゃそうっすよね。
試問自体は和やかに終わりました。自分では手を抜いたなと思ってた部分はやっぱりズバっと突っ込まれてしどろもどろでしたが、まぁ何とかなりました。
しかしこの、「大事な場面で遅刻&ぎりぎり間に合う」っていうの多いんだよ私。
しっかりしろ。
思えば中学受験の時にも・・・